唐木仏壇(からきぶつだん)は、唐木(シタン、コクタン、タガヤサンなど)が使用された仏壇の総称。仏壇をおおまかに分類したとき、金仏壇と家具調仏壇に並ぶ分類のひとつである。
金仏壇は仏壇の種類の1つ。白木に漆を塗り、金箔や金粉を施すことからこの名が付く。また「塗仏壇」ともいう。いずれも唐木仏壇に対する名称。 蒔絵、彫刻、錺金具などの日本古来の伝統工芸の技法が集約されており、技巧による豪華さが特徴。伝統的な金仏壇の内部は、各宗派の本山寺院の本堂を模している。
家具調仏壇は仏壇の1つ。 20世紀後半の日本の都会型住居に合うようにデザインされたもので、都市型仏壇ともいう。多くの唐木仏壇メーカーからモダン仏壇・新仏壇・京モダン仏壇などがある。
位牌は、死者の祭祀のため、死者の戒名や法名、法号などを記した木の板。 中国の後漢時代から儒教の葬礼に用いられる神主と同視されたため、「位」牌と呼ばれる。またその起源は、霊の依代という古来の習俗と仏教の卒塔婆が習合した物ともされる。日本には禅宗と共に鎌倉時代に伝来し、江戸時代に一般化した。
仏教のお経や念仏を唱える際、その回数を数える為に使われることから、念珠とも呼ばれます。数珠を持ち心を込めて合掌をする事で、御仏と繋がり、煩悩が消え功徳を得ると言われています。
数珠は持ち主を守る厄除け(お守り)であり、仏との縁を示す唯一の仏具です。
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